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2006年12月 7日 (木)

★☆教えなくても子どもはしゃべり始める☆★

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 言葉が正常に駆使されるようになる、言語機能が発達するには、言語を理解し、表現に必要な言語を選び、文章を構成する能力が発達しなければなりません。

 この言葉の発達を支配する因子は、遺伝因子が中心か、環境因子が中心かという命題は、現在の言語科学における最大の問題です。

 ここでいう、遺伝因子が中心という立場は、遺伝因子が言語発達で中心的な役割を果たす、人間の言語能力は人類進化の過程で獲得してきたものであり、生得的なものです。

 一方、環境因子が中心という立場は、環境因子は脳の中にしまってある言語の能力を次々に外に引き出すだけの役を果たしているに過ぎないとするものです。

 言葉を話す能力は、読み書きのように「教えられる」ような技術ではなく、「立っち」「あんよ」のように、発達するにつれて、到達しうる能力であると考えられるのです。

 それでは、何ゆえに子どもには、18カ月から28カ月にもなると自然に話し始めるのでしょうか。その時期に母親が特に言葉訓練を始めているわけではなし、また意識的にも、何ら系統的にも教育しているわけではないのです。しかし、言葉は自然に、比較的一定した年齢にきまった順序で発達してくるものなのです。

 確かに、「パパ」さらに「バイバイ」としかいえなかった子どもは、いつの間にかこの2つの言葉を繋げて2語文をつくる能力は、中枢的な大脳の機能であって、決して運動機能ではありません。

 また、喃語しかしゃべらない子どもでも、色々なアクセントを付けてしゃべることはでき、喉頭・舌・口唇の微妙な動きは、手の運動機能を獲得する前に、自然に出来るようになるものなのです。

<出典元URL>

http://www.crn.or.jp/LIBRARY/KOBY/MIRAI/cbs0117.html

*「言葉は引っぱり出される-1」(『新・こどもは未来である』・小林登)

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