★☆赤ちゃんは人間らしい心をもって生まれてくる☆★
あやしたときに笑ってくれると、あやした母親もさまざまな喜びと期待をもって、赤ちゃんをみつめることができるようになりますよね。そこで、今回は「赤ちゃんの笑う」ということについて取り上げます。
『種の起源』を書いたダーウィンは、自分の子が生まれたとわかったとき、家族全員に赤ちゃんの前で笑顔をみせないようにといいわたしたそうです。それでも息子の赤ちゃんは生まれて55日目頃に笑ったと記録しています。そのことから彼は、人間の笑いは生得的なものである、といっています。
生まれたばかりでも、産湯を使ったりしたときや眠りに入るときなど、気持ちのよいときにはニンマリと笑いの表情を浮かべることがあります。妊娠末期の胎児でも微笑している超音波画像を報告している例もあります。
赤ちゃんの生まれながらにしての微笑(内因的微笑)は、生後1~2週間過ぎると急速に現れなくなります。その代わりに体を揺さぶったり、リズムある音を聞かせたりすると、微笑したり笑顔を見せたりと、外からの単純な刺激による微笑(外因的微笑)がみられるようになります。
外因的微笑でも特に、お母さんがあやしたり、お父さんが高い高いをすると、微笑ばかりでなく、声を出して笑うようになります。これが、本当のソシアル・スマイルです。つまり、ソシアル・スマイルは好ましい人間関係をつくるための行動といえるわけです。
赤ちゃんが、この生得的な「笑いの心のプログラム」をもっているからこそ、母親や父親、そして大人の心を引きつけ、子育てにのめり込ませたり、人間関係を保つことが出来るのです。それによって、赤ちゃんは助けられて生き抜き、自分の育つ力を発揮して、大人になっていくことが出来るのです。
<出典元URL>
http://www.crn.or.jp/LIBRARY/KOBY/KOSODATE/cbs0017.html
*「赤ちゃんのすばらしい能力-そのプログラムは体の成長、心の発達の原点 - 4」(『育つ育てるふれあいの子育て 』・小林登)
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