★☆母と子の絆(きずな)が人間を信じる基本になる☆★
さて、人間を信頼することが出来ない。自分の価値って何だろう。世界に自分が存在していること自体に不安を感じる。こんなことを思ったことはありますか?
嫌な人間、嫌な出来事が充満している世界に生きていてもなお、私達が基本的に気持ちのどこかで、人は信用できるのだと思いつつ生きていられるのは、なぜでしょうか。そこで、今回はある保母さんが話された体験事例から、そのなぜ、について考えてみようと思
います。
保母さんいわく、子どもの目の前に、まったくはじめての、知らない人が来た時に、最初からすり寄ってくる子どもは、注意する必要があるというのです。
それは、親の愛を受けることが出来ず、愛に飢え、そうやって大人の関心を惹かなければ生きていけないと感じている子だと考えられるからなのだそうです。
身近な保母さんとの絆が、しっかり結ばれていれば、知らない人が来た時、その人が味方か敵かがわかるまで信頼している人(保母さん)のかげに隠れてみている子どもが正常であり、将来も安心だというのです。
母親との絆をつくってやることは、子どもの発育に欠かせないことです。そして、母親や父親との豊かな絆を持てた子どもは、他人との、絆をつくることにも成功するのです。
ともかく、大切な時期にスキンシップ豊かな子育てによって母と子の絆をしっかりつくり、基本的信頼を確立させるか、です。スキンシップ、つまりは肌を介して、赤ちゃんの信ずる心のプログラムにスイッチを入れる。
子どもは母親と父親との信頼関係から、人間は信じられるものである、これから生きていく人生は平和であるという経験が基本的信頼となって、のちのち色々な人間関係をつくるところで大きく影響するのです。
育児の最終的な目的は、人間は信頼できる、世界は平和であるという基本的信頼を、とくに赤ちゃん(乳児)のときの子育てのなかで体験によって教えるということです。
大人になってから乳児の時のことをいくら考えても思い出せません。ですが記憶としてないようなこの時期に、母と子の絆をつくる体験を通して、基本的信頼を赤ちゃんの心の中にしみこませていく。赤ちゃんはそのことを必ず心の中にとりこんでくれます。どの赤ちゃんにも体験を内面的なものに消化する能力が備わっているのです。
<出典元 URL>
http://www.crn.or.jp/LIBRARY/KOBY/KOSODATE/cbs0029.html
*「人生の出発点における優しさの体験―3」(『育つ育てるふれあいの子育て 』・小林登)
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投稿: ニフティ株式会社 島谷 貴史 | 2006年3月 9日 (木) 18時46分